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ニュースリリース

チェコに子会社を設立

ニュースリリース 2007年03月31日発表

 ハリマ化成株式会社は、このほどチェコ共和国の首都プラハ郊外に電子材料の生産拠点としてハリマテックチェコ有限会社を設立いたしました。
 ハリマテックチェコでは自動車部品用ろう付け材や、電子基板向けの鉛フリーはんだペーストの製造を行う予定で、チェコを含む欧州に進出した日系企業や現地の自動車部品メーカー、電機メーカー向けなどの旺盛な需要に対応いたします。このほど用地の選定や生産設備の発注が終了し、2007年9月の稼働を目指します。
 ハリマ化成は電子材料の海外展開として2003年に中国で杭州播磨電材技術有限公司(浙江省杭州市)を立ち上げたのに続き、2004年には米国とマレーシアで生産を開始し、チェコは海外で4番目の生産拠点となります。
 チェコはかつての有数の工業国で、現在も部品製造など産業基盤が成熟しています。また、勤勉で質の高い労働力は、完成車メーカーを呼び寄せ、多くの日系自動車部品会社や薄型テレビ会社を集積させております。

(子会社の概要)
社 名   
Harimatec Czech s.r.o. (ハリマテックチェコ有限会社)
代表者  
河野政直
所在地  
D8 Distribution Park, Northpoint DC 03, Ke Zdibsku 193, 250 66 Zdiby,Czech Republic(チェコ共和国 ジビー)
総投資額 
2億円
事業内容 
ろう付け材、各種鉛フリーはんだペ-ストの製造販売 
稼働時期 
2007年9月

【ろう付け材について】
自動車に装備するエアコンシステムに使用される各種熱交換器(コンデンサ、エバポレータ、ヒータコアなど)は、もともとは熱伝導率の高さと加工特性に優れるという点で銅でつくられていました。しかし、環境への関心の高まりから、自動車の燃費向上が叫ばれ、自動車を構成する部品をいかに軽くするかが重要となり、アルミニウム製熱交換器に代わってきました。アルミニウム製熱交換器はアルミニウムの板と管などの部品で構成されていますが、これらの部品は「ろう付け」とよばれる接合方法でくっつけて最終の製品となります。「ろう付け」に使用する薬品がろう付け材でフラックス、バインダー、水、アルコールなどの成分からできています。

【鉛フリ-はんだペ-ストについて】
携帯電話やパソコン等に代表される電子機器の回路は、電子部品を基板にはんだ付けにより搭載することで製造されていますが、従来のはんだには鉛が37%含まれています。この鉛が環境に悪影響を及ぼすため、全世界の殆どの企業が鉛フリ-タイプへの切り替えを実施してまいりました。鉛フリ-はんだ合金としては、錫/銀/ビスマス/インジュウム、錫/銀/銅等の各種が検討されています。当社が開発した、錫/銀/ビスマス/インジュウム系には207℃の低融点製品もあり、比較的簡単に鉛フリ-化が図れるとして採用が急増していますが、最近インジュウムの価格が高騰しているため、他の組み合わせの研究も進めております。

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