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ニュースリリース

スウェーデンにおけるトールロジン生産事業への出資に関するお知らせ

ニュースリリース 2012年11月08日発表

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ハリマグループ株式会社は子会社であるローター社(三菱商事株式会社との合弁会社、本社オランダ)を通じて、スウェーデンで粗トール油からバイオディーゼル用脂肪酸を製造しているサンパイン社に出資し、共同でトールロジンの生産事業を開始することで合意しましたのでお知らせします。
概要については下記のとおりです。

1.出資の目的

ハリマ化成グループは主要原料であるロジンに関して、日本及びニュージーランドにおいて粗トール油の蒸留によりトールロジンの生産を行っています。一方、中国、インドネシア、ベトナム及びブラジル、アルゼンチンにおいて、ガムロジンの生産、調達を行っており、トールロジンとガムロジンの両方を原料として使用しています。
サンパイン社は現在、粗トール油よりトール脂肪酸を生産し、バイオディーゼルの原料として販売しています。この粗トール油からバイオディーゼル用の原料となる脂肪酸を分離する過程では、ロジン成分を多く含んだトールピッチが副生されますが、サンパイン社はこれを燃料として使用してきました。今回のビジネスモデルは現在、燃料として燃焼されているロジン成分を多く含むトールピッチからトールロジンを蒸留分離し、当グループのローター社に供給するものです。サンパイン社はより付加価値の高い製品として販売ができるとともに、ローター社は欧州地域で主要原料であるトールロジンの安定的な確保が可能となります。
これによりローター社は、主要事業であるインキ用樹脂および粘接着剤用樹脂の欧州地域での販売拡大を図ってまいります。

2.出資に至った経緯

サンパイン社は2006年に設立された新鋭の企業です。サンパイン社が製造、販売しているバイオディーゼル用脂肪酸を使ったバイオディーゼルは、松由来の非可食原料由来で再生可能なことから、グリーンエネルギーとしても注目され、スウェーデンでは急速に販売を拡大しています。
ローター社及びサンパイン社は共同で、これまで燃料として使用されていたトールピッチ中のロジン成分を蒸留により抽出し、有効活用することの検討を行ってきました。その結果、ローター社がサンパイン社に出資し、サンパイン社がトールロジン蒸留設備を建設、ローター社へ安定的にトールロジンを供給する契約を締結しました。
これによりローター社は、主力市場である欧州において、主原料であるトールロジンを安定的に確保できることとなります。

3.出資規模と生産能力と生産開始時期

ローター社出資規模:非公表
CTO処理能力(予定):160,000Mt/年
生産開始時期:2014年初頭

4.連結業績への影響について

現時点では、今期連結業績に与える影響は軽微であります。

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以上

本件に関するお問い合わせ先
ハリマ化成グループ株式会社 広報グループ TEL:06-6201-2477

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