樹脂部門
塗料用樹脂/印刷インキ用樹脂/接着剤用樹脂
塗料、印刷インキ、接着剤の各分野で求められる様々な機能を備えた樹脂製品を取りそろえています。私たちは常に新しい樹脂材料の開発に取り組むとともに、お客様の多様なニーズにお応えできるよう豊富な技術と経験を活かした製品を提案しています。環境問題に対する社会の関心はますます高まり、環境に配慮した製品への需要が高まってくる中で、さらなる製品の高機能化も強く求められる様になり、樹脂部門でも揮発性有機化合物(以下VOC)の排出量削減、抑制に対する取組は一段と進んできており、あらゆる面で環境対応をキーワードに人と地球にやさしい製品開発に取り組んでおります。
主要製品
塗料用樹脂

塗料は工業用製品、鉄構造物、住宅から日用品までいろいろなものを劣化因子から保護し、美観を整える役目があります。私達はこれらの塗料に使用される樹脂製品を取り扱っております。金属、プラスチック、コンクリートなどの部材に対し、基材に直接塗装する下塗りから塗り重ねが必要な中塗り、耐候性が重要となる上塗りまでそれぞれの塗料に対し、種々の樹脂をカスタマイズして多様化するニーズにマッチする製品づくりに努めております。また環境保全への取り組みとして大気汚染物質であるVOCを低減するため、有機溶剤量を低減したハイソリッド型塗料や水系塗料用樹脂の開発に力を入れて取り組んでおります。
〈取扱樹脂〉
アルキド樹脂・アクリル樹脂・変性エポキシ樹脂・エポキシ樹脂硬化剤・ウレタン樹脂・アミノ樹脂・紫外線硬化型樹脂・金属石鹸・顔料分散助剤 他
印刷インキ用樹脂

出版物・チラシ類・包装材など身の回りには様々な印刷物があります。これらを印刷する方式として、平版印刷とグラビア印刷が現在の主流で、2007年の印刷インキ出荷量は50万tに達し、そのうちの19万t(38%)が平版インキ、16万トン(32%)がグラビアインキとなっています。印刷インキには、高速化する印刷速度への適応、環境負荷の低減、印刷物の高付加価値化など、要求される性能・機能が年々高度化しています。当社では、平版インキおよびグラビアインキ用の樹脂を中心に、様々な特性の樹脂を開発することで、多様化・高度化するお客様のご要望にお応えしています。
〈取扱インキ用樹脂〉
オフセットインキ用(枚葉、オフ輪、新聞)、グラビア用(出版グラビア、特殊グラビア)、顔料分散用
粘接着剤用樹脂

粘接着剤の主成分であるアクリル樹脂、エチレン酢ビ樹脂(EVA)、スチレンブタジエンゴム(SBR)のような高分子ポリマーに特定の低分子化合物を配合することで粘接着剤の接着力や耐熱性等を向上させることができます。この種の低分子化合物は、粘着付与剤樹脂(タッキファイヤー)と呼ばれ、特に当社が提供する粘着付与剤樹脂であるロジン誘導体は各種ポリマーとの相溶性が優れ、粘接着剤の性能を飛躍的に向上させるため、汎用的かつ重要な材料として位置づけられています。2004年5月に改正大気汚染防止法が公布され2006年4月からVOCの排出規制が実施されるようになりました。そのため粘接着剤中に含まれる有機溶剤も無視できないようになってきており粘接着剤の無溶剤化、特にエマルション型粘接着剤の需要が増加傾向にあります。当社もこのような環境問題の観点から粘着付与剤樹脂についても水系であるエマルション型製品の研究開発に注力しており、多様なニーズに対応した商品を多数取りそろえています。最近では、製造工程中に一切有機溶剤を使用せずにロジン誘導体を乳化した「完全無溶剤型粘着付与剤樹脂エマルション」のラインナップも充実させています。
グローバル展開を支える海外主要拠点
南寧哈利瑪化工有限公司

日本をはじめアジア・その他地域向けに各種合成樹脂の製造・販売を目的として、2005年に広西壮族自治区南寧市に設立されました。南寧哈利瑪化工有限公司では、印刷インキ用樹脂、接着剤用樹脂など各種ロジン系合成樹脂を製造・販売しています。

