ハリマは、
松から得られる物質を使って、
化学素材をつくる企業です。
自然の恵みをくらしに活かす企業
松の化学で、
75年以上
1947年創業以来、松から得られる天然資源を
使って
くらしに役立つ製品にしています。
松は、
再生可能な天然資源
化石資源とは違い、20〜30年のサイクルで
再生可能な資源です。

0カーボン
当社製品の出発原料である松は、
二酸化炭素(CO2)を吸収して育ちます。
また生産過程で副生する物質をバイオマス燃料として活用していることで、CO2の排出量を削減しています。


自然の恵み
松由来のロジン、脂肪酸、テレピン油は、
当社製品の主原料です。

世界に占める
ハリマのロジン使用量
10%
世界のロジン生産量は、年間120万トン※
ハリマは、そのうち約10%使用しています。
※ハリマ推定
グループ内
自己調達率
60%
ハリマのロジン使用量のうちおよそ60%を自己調達しています。
この高い自己調達率は加古川製造所や海外の製造拠点でロジンを製造しているため常に安定した供給を可能にしています。

国内唯一の
トール油精留プラント
加古川製造にあるトール油精留プラントでは、
トール油を精留して当社製品の原料をつくっています。

トール油精留プラントの
パイロットプラント
(1957年建設)
2025年2月、日本化学会により
「化学遺産」に認定
グローバルに事業展開しています

海外で働く従業員
60%
グローバル拠点地13ヵ国、
世界各地に
27の製造拠点

地域別売上高構成比 地域別売上高構成比

当社グループ売上高の約60%は海外が占めています。
連結業績 連結業績
売上高1,010億円
(2025年3月期)
営業利益21億円
(2025年3月期)
事業分野
事業別売上高構成比 事業別売上高構成比




主要製品
印刷インキ用樹脂

ロジンを使用した
印刷インキ用
合成樹脂
世界市場シェアNo.1
印刷インキ用の合成樹脂は、全世界のインキメーカーに供給されており、
ハリマはロジン系の合成樹脂としては、トップシェアを誇っています。
※ハリマ 調べ
合成ゴム用乳化剤

日本製タイヤの50%に
ハリマのロジンが使われている
日本製のタイヤの2本に1本は、
ハリマのロジン系合成ゴム用乳化剤が使われています。
※ハリマ 調べ
製紙用薬品

食の安全を守る
世界基準をクリア
食品包装に使用される当社製紙用薬品は、
米国・FDAの安全基準に加え、
ドイツ・BfR、中国・GB9685にも対応する製品を取り揃えています。

低コストと耐久性を実現した
低銀鉛フリー
はんだ
電子機器の接合などに普及している環境や人体にやさしい「鉛フリーはんだ」は、耐久性を持たせるために銀を使用しています。
ハリマでは合金の設計・評価技術を活かして、コストを抑えつつ、耐久性にも優れた「低銀鉛フリーはんだ」を開発。

2022年ドイツ・ヘンケル社の
はんだ材料事業を買収
国内事業との相乗効果を引き出し、
グローバル市場への
展開を加速

半導体製造工程の
最適化・環境負荷低減
を実現する半導体モールド用離型フィルム
半導体向けの樹脂合成技術を確立し、
急速な成長が見られている生成AI分野で、
半導体の機能を高める製品ラインナップを展開しています。
ハリマ化成で働く人たち
日本で働く人の男女比 日本で働く人の男女比

約82%

約18%
ハリマ化成の従業員は世界中で約1500人で、そのうち日本で働いている人は539人 男女比は以下のようになっています 男性81.8% 女性18.2% 539人 男性441人:女性98人 ※役員非常勤海外出向者除く(パート8名含む) 研究員136人 日本で働く人の25.2% 男性81.6% 女性18.4% 男性 111人 女性 25人 ※研究開発カンパニー全体 : 企画課・プロセス開発部・知財戦略部・ 筑波総務課含む(パート3名含む)
育休からの復職率 育休からの復職率

約75%
ハリマ化成では、子供が2歳になるまで育児休業取得できます 2017年度 75% (4名取得 3名復職) 2016年度 80% (5名取得 4名復職) 2015年度 100%(5名取得 5名復職) ※該当年度に育児休業を取得した従業員が復職した率